休職 復職

休職者が職場復帰する際のハードルと手続き、産業医面談のポイントなどご説明

  • 2021年4月11日
  • 休職
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休職者が職場復帰する際、通らないといけないハードルがあります。会社によって違いはありますが、一般的な流れや必要な書類、手続きについてご説明していきます。

休職する前に

休職 復職

休職に入る際には、休職の不安が少しでも和らぐように人事総務担当者から説明があります。

休職の説明

人事から情報提供される事項(厚労省 中災防が推奨)は下記の通りです。

・傷病手当金などの経済的な保障(健保or共済or会社独自のもの)
・不安、悩みなどの相談先の紹介(カウンセラー、相談ダイヤル、健康管理室など)
・公的または民間の職場復帰支援サービス(リワーク)
・休業の最長保障期間 など              
※実際は本人の精神状態を考慮し、後日となる項目も多い。

少し症状が回復した頃

会社から面談の形で、症状の確認が行われたり、復帰に向けた相談が行われます。

会社(上司or人事or保健師)の定期的な面談

・現在の体調や日中活動の報告
・場所は会社や近くの喫茶店。
※会社に関わることでホッとしたりガッカリしたり、大きなストレス源となる場合もあります。あまりに負荷が高いようなら会社に申し出て下さい。
・上司・人事は復職直前になるほど、シビアなことを言う傾向があります。「せっかく良くなったのだから、戻って調子が悪くなるのなら転職も考えたら?」というのはよくある常套句です。

面談などの機会に休職者側から確認すべきこと

休職に入る際には会社の配慮で話されていなかったり、こちらがしっかり聞けていないこともあります。不安や不明点は必ず聞くようにしましょう。以下の内容は聞いておくべき重要事項ですので、参考にして下さい。

・休職の期限はいつまでか?
※『本当は○月までだった」と後になって変わることは結構あります。
・傷病手当金は本当に出るか?いつまでか?
※正確に確認すること。休職者が少ない会社の場合、意外に人事は傷病手当金をよく知らなかったりします。完全に任せるのは危険です。
・○月×日に復職したい場合、いつまでに復職可能の診断書が必要か?どのタイミングの産業医面談に臨む必要があるか?産業医面談は月に何回あるか?申し込みの期限はあるか?準備すべき書類はあるか?
※産業医面談が職場復帰に必須の場合、前もってのスケジュールの確認は必須です。産業医は通常1ヶ月に1度しか会社に訪問しません。他の人の面談などが入っていると、希望の日時に受けられない可能性も出てきます。
・リハビリ出勤の制度はあるか?

復職の直前

復職の直前に注意することは主治医からの診断書になります。注意点は下記の通りです。

主治医の復職可能の診断書

休職 復職

・どんな配慮を記入してもらう?
※業務軽減(残業、出張の禁止や制限)、職場環境、配置転換、リハビリ出勤のスケジュールなど、就業上の配慮に関する具体的な意見を記入してもらいましょう。具体的な配慮事項を記載することで会社は配慮しやすくなります。しかし、あまりに配慮点がたくさんあると「本当に復帰できるの?」と不安にさせてしまいます。

主治医による会社面談

主治医による会社面談についてですが、主治医や会社の意向によっては行われないこともありますので詳細は確認してみてください。

・病状、本人の強みや懸念点、リハビリ出勤のスケジュール、復帰場所の検討などを話してもらう。
※本来は主治医が行うが、休職者がリワークデイケアに通所している場合、主治医の許可を取った上で、リワーク側(デイケア担当医、リワークスタッフ)で実施することもある。

産業医面談(定期的にある場合と最終判断のみの場合がある)

産業医と面談の際の注意点は下記の通りです。面談の意味や産業医からされる質問、面談の際のポイントをまとめておきます。

産業医面談の意味

・産業医が判断するのは、『就業が継続的に可能かどうか?』という点です。
・最終的な復職の判断は、人事・上長を含めた復職判定委員会で行われます。

産業医面談で尋ねられる可能性の高い質問項目

1.生活リズムは整っているか?体調が十分に良くなっているかどうか?
2.なぜ体調を崩してしまったか?原因の分析がしっかりできているかどうか?
3.休職時と似たようなストレスのかかる環境に置かれた場合、適切な対策がとれるかどうか?

産業医面談のポイント

・体調が十分良くなっていることをしっかりアピールすること。
・(この会社で)働きたいという意欲をしっかり見せること。
・ストレスコントロール力や問題解決能力が高まったことをアピールすること。

職場復帰後

・リハビリ出勤(会社によって試し出社、慣らし勤務など名称は様々。ないところもある)

原則無給の復職訓練。職場により期間や負担は千差万別。本人が任意で負荷を決めるケースも。『会社に顔を出すだけ』という期間を作ってくれる職場もあり。

一般的なリハビリ出勤

期間:1ヶ月~2ヶ月。
半日(9:00~12:00)→15時まで(9:00~15:00)→フルタイム(9:00~17:00)と少しずつ時間負荷がアップする。

休職者が職場復帰する際のポイントまとめ

休職 復職

リハ出勤の期間は、原則会社の業務には携わらず、誰もが雑務に従事することになる。休職から職場復帰までの流れについてご理解頂けたでしょうか。会社によって、また休職者の状況によっても実施される事柄に違いがあると思います。

ここに書いた流れを参考にひとつひとつ確認を取りながら、安心して職場復帰に臨んでいただければ幸いです。

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