復職診断のリワーク

メンタルヘルスの休職復職支援プログラム「復職診断のリワークとは?」

  • 2021年2月26日
  • 2021年2月25日
  • 休職
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リワークとは、うつ病などこころの病気で休職になった従業員を対象とした職場復帰支援プログラムです。

リワークは一般的に以下の目的で利用されます。

・決まった時間に施設に通うことで生活リズムの確立や、会社に通うことを想定した訓練となる。
・心理教育などのプログラムで再発予防、再休職予防を目指す。

今回は主にEAP企業が実施している「復職診断のリワーク」についてご紹介します。
※EAP企業でも治療要素の強いリワークを実施しているところもあります。

以下の説明はEAPが実施しているリワーク(復職診断)の一例です。

復職診断リワークの目的

復職診断のリワーク

(1)休職中従業員の業務遂行能力を確認する。
※主治医から復職可能の診断書が出ている休職中従業員の体調が、「日常生活が可能なレベル」ではなく、「仕事ができるレベル」まで回復しているかを確認します。

(2)リハビリ出勤を専門機関にアウトソース
※リハビリ出勤のための体制作りや現場の負担を外注します。

(3)対応困難社員の特性を把握。職場に対し対応方法をコンサルテーション。
※本人の性格特性などから職場での人間関係が破綻している休職中従業員については、職場に対し本人への関わり方をアドバイスします。

実施プログラム

(1)会社課題
会社が考えた業務的な課題を実践してもらう。
※業務的な課題:市場調査、業務に関連する資格の勉強、営業計画の作成、(前期の)貸借対照表の作成など
※休職中のため、報酬の発生する実際の業務を担うことはできませんが、会社の業務にできるだけ近い課題を実践することで、会社側も休職中従業員の双方が、現在の仕事力を図ることができます。

(2)再休職防止プログラム(自己分析など)
※休職した当時のことを客観的に振り返ってもらいます。「そもそものきっかけは何か?」「周りにどうアプローチしたか?」「周りの反応はどうだったか?」「周りの反応に対してどう感じたか?」など振り返り、「自分が他に出来ることはなかったのか?」「同じような状況の場合、周りはどうしていたのか?」など自分側の対処について掘り下げて考えてもらいます。

会社側や身体の不調に休職理由を求める従業員は多いですが、自分側の本当の問題に気付けない場合、復職しても上手くいきません。

(3)心理教育プログラム
心理教育、アサーション、認知行動療法、ストレスコーピングなど
※心理教育プログラムの内容の詳細は、『メンタルヘルスの休職復職・再就職支援プログラム「医療系リワーク」とは?』をご参照下さい。

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医療系リワーク

復職診断リワークの期間・実施日・時間

期間:4週間
実施日:平日週5日
時間:9:15〜17:15

復職診断リワークの費用

1人25万円
※社会保険、雇用保険、障害福祉サービスなどの公費の投入がないため、企業が実費を支払うかたちとなる。

メリット

・2~3人の少人数で実施されるため、他のリワークよりもきめ細やかな関わりとフィードバックがある。
・本当に復職可能なのかについて根拠に乏しい復職可能の診断書が提出された場合も、客観的な復職準備性を判断できる。
※週単位の定期的なレポートと終了時の評価を会社に提出します。
・会社から業務課題を出すことで、会社が望む復職レベルを可視化できる。
※本人に「このレベルで戻って来て下さい」と、明示することができる。

デメリット

・料金は会社負担で他のリワークよりかなり高価。
・短時間で個人作業が多いため、気づきや行動変容を得にくい。
※少人数制なのでスタッフからのアプローチの機会は他のリワークより格段に多いが、他の人の言動からの気付きは得られにくい。医療系リワークなど集団プログラムでは、他の人からの気付きで行動変容に至るケースは多い。集団行動で主治医の気付かなかった本人の特性が見付かることも多い。

復職診断のリワークまとめ

復職診断のリワーク

以上が復職診断のリワークの概要となります。復職診断(EAP)のリワークの特徴がご理解頂けたでしょうか?次回は、4つのリワーク のうちの、「就労移行支援事業所のリワーク)をご紹介します。

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