EAPとは?

EAPとはどんな業務種類によるメリット・デメリット(弱み)をご紹介

  • 2021年3月20日
  • EAP
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EAP EAPとは?

EAPとは「Employee Assistance Program」の略で、企業の業績や社会全体の生産力の維持向上を目指し、社員のメンタルヘルスを良好に保ち、組織改善を支援する業者のことです。簡単に言うと、企業のメンタルヘルスを支える仕事です。

今日はEAPの業務種類によるメリット・デメリット(弱み)等をご紹介していきます。

EAPとはどんな業務を行うの?

EAPとは?

EAPは業者によって違いもありますが、以下の業務を行うことができます。

1、ストレスチェック(システム提供と実施サポート)
2、産業医派遣
3、カウンセラー派遣
4、セミナー
5、健康診断チェック
6、従業員相談ダイヤル
7、復職支援(リワークプログラム)
8、人事総務担当者へのコンサルテーション
9、医療スタッフ(保健師、臨床心理士・公認心理士)による各種面談
10、医療機関連携
11、健康経営優良法人の取得支援

EAPを行う業者のメリット・デメリット

EAP業者は1つとして全く同じ業態のものはなくカテゴライズもとても難しいのですが、大きく分けて以下の3種類に分けることができます。

従来型EAP

全国規模で事業所展開。保険会社、システム会社、健康保険組合を母体にしており、システムに強いことが特徴。ストレスチェックも強固なシステムで1人あたり500円ほどの安価で提供できる。全国の大都市に拠点があり産業医派遣、カウンセラー派遣、セミナーも広範囲かつ大人数で行うことができる。

産業医型EAP

文字通り産業医派遣を中心とした業務を行う。医師は、他の医療スタッフと異なり、やろうと思えば出来ない業務はないため、様々なことをしてくれる柔軟性のある産業医に出会えると会社はとても助かる。

医療機関型EAP

精神科・心療内科系の医療機関を母体としたEAPで、通常医療機関に併設されている。企業の人事総務担当者が最も頭を悩ませるメンタルヘルス対応に強いのが特徴。従来型EAPと比べると、小規模の事業所が多く、その代わりに常勤職員がクライアント企業に対し、幅広く深く関わる。

企業によってニーズは様々なので、企業によって必要なEAPは異なります。EAP業者を選ぶポイントは、『自分の会社の困りごとに対する問題解決の力』です。EAP業者はそれぞれに得意不得意があります。それを自社の特徴と合わせて選択して頂けたらと思います。

以上については、『EAPとは?』『EAPの種類』でも触れました。ここからはEAPの弱み(行き届きにくいところ)についてお話したいと思います。

大都市と地方都市

全国展開している従来型EAPであっても、大都市と地方都市ではどうしても関わりの深さに差が出てしまいます。例えば、関西の拠点が大阪市にあるEAP業者の場合、大阪府内、京都市、神戸市、奈良市などの事業所であれば足を運んで手厚くサポートできます。

しかし、事業所が和歌山県の白浜だったり、兵庫県の日本海側にある場合、頻繁に足を運ぶことはできません。交通費を別途頂いたとしても、行き帰りの時間などを考えるとコスト的に難しいのです。もちろんWEBや電話などで対応は行えますが、事業所が遠隔地にある場合はそういったデメリットもあることは事前にご理解頂けたらと思います。

多店舗型企業

ファミレスチェーンやパチンコ店などの多店舗型企業は全国津々浦々まで店舗が張り巡らされているため、まさしくEAPのデメリットが出てしまいます。ファミレスチェーンやパチンコ店は激務であるため本来は手厚くカバーすべき業態ではあるのですが…。多店舗型企業はEAPだけでなく、産業医でも同じデメリットが出てしまいます。

医療スタッフの「社会経験」ならぬ「会社経験」

EAPでは主に臨床心理士や保健師が勤務しています。医療的な専門知識を持ってクライアントと接するのですが、病院や心療内科でしか勤務したことがない場合、”会社”や”ビジネス”の実情に対して鈍感だったり、ズレてしまう場合があります。

例えば、休職から復帰間際の方に対して、「初めの1年はリハビリだと思って働いて下さいね」と声掛けをしてしまうと、恐らく企業が望む現状とは大きな乖離が起きてしまいます。今でも「復帰したからにはみんなと同じだけ働いてもらう」と考える企業は少なくありません。

なので、会社の状況に合わせた負荷の上げ方が必要になりますし、EAPのスタッフもそれを見越した声掛けが必要となるのです。もちろん、医療現場しか知らないスタッフでも本人からの聞き取りや想像力で補うことはできます。しかし、”会社経験”のあるスタッフであれば、よりリアルなアプローチになることは間違いありません。

EAPの弱みまとめ

EAPとは?

EAPは一度選んでしまうと、簡単に変更することはできません。数年契約が続き、データが蓄積した後であれば尚更です。そのため、会社にあったEAPを選ぶことはもちろん、EAPのデメリットも十分に理解した上で、ご契約頂けたらと思います。

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