うつ病-メンタルヘルスの病気

  • 2022年7月30日
  • 2022年8月17日
  • うつ病
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こんにちは。フォルテ事務局です。今日は誰でもかかる可能性のある、一番有名なメンタルヘルスの病気である「うつ病」についてご説明したいと思います。ストレスの多い現代、うつ病を避けるためにもぜひ参考にしてください。

うつ病とは

うつ病は、気分が落ち込む、やる気が出ないなどの精神的な症状だけでなく、眠れない、疲れやすい、体がだるいなど身体的な症状が現れることのある病気です。日本では、100人に約6人が生涯のうちにうつ病を経験しているという調査結果もあり、誰でもかかる可能性がある病気です。

うつ病の症状

うつ病の症状はこころ(精神面)にだけ出る訳ではありません。通常、身体面→行動面→精神面というかたちで順に症状があらわれます。身体面の症状が強く最後まで残る人もいれば、身体面の症状はほとんど感じない方もいます。

【身体面】

・頭痛
・動悸
・耳鳴り
・不眠(逆に過眠)
・めまい
・腹痛
・肩こり、腰痛
・下痢・便秘
・喉の閊え感
・味覚障害 など

【行動面】

・集中できない
・仕事でミスが増える
・遅刻、早退、欠勤が増える
・食欲がなくなる(逆に増す)
・服装や整容を気にしなくなる
・飲酒量が増える など

【精神面】

・気分が落ち込む
・意欲がなくなる
・無関心
・悲観的になる
・ボーっとすることが増える
・口数が少なくなる
・喜んだり楽しんだりできない
・不安、焦り、イライラが強くなる など

うつ病の治療方法

治療の3本柱

うつ病治療の3本柱は「休養」「薬物療法」「精神療法」です。

【休養】

何よりも大切なのは、十分な休養を取ってこころと身体を休ませることです。会社などのストレス源から物理的(休職する)、心理的(会社のことをできるだけ考えない)に距離を取ることで、より良い休養を取ることができます。会社をお休みできない場合は、職場の配置転換や業務負荷の軽減など環境調整が必要です。

【薬物療法】

薬物治療の中心となるのは抗うつ薬です。じっくりと時間を掛けて脳の中のセロトニンの量を正常に戻します。その他にも症状に合わせて抗不安薬、睡眠薬、気分安定薬などが使われます。
うつ病の薬は頭痛薬などとは異なり、服用してすぐに効果を感じられるものではありません。効果が出るまでに最低2週間~ 1ヶ月ほどかかります。人によっては8週間ほどかかる人もいますので、根気強く服薬を継続しなければなりません。
効果よりも副作用が先に出ることもありますが、主治医に相談し、自己判断で減らしたり中止したりしないようにして下さい。

【精神療法】

精神療法の中心は、主治医との診察です。前回の診察から今日までの状態を伝え、医師から優先順位や考え方についての助言をもらいます。診察はより確実な薬物療法を行う上でもとても大切です。
その他、主に臨床心理士が行う精神療法に認知行動療法や対人関係療法があります。発病の原因となったストレスへの対処法を学び、再発を予防します。薬物療法と合わせて行うことで効果が高まります。

うつ病から回復への過程

うつ病が回復する過程は、急性期、回復期、維持期(再発予防期)の3つに分けられます。

 【急性期】(~ 3ヶ月程度)

適切な休養と薬物療法で早ければ1ヶ月〜 3ヶ月ほどで症状が軽くなります。ただ、個人差は大きく、6ヶ月だとか1年以上かかる場合もあります。主治医の指示に従い、焦らず治療を続けましょう。思うように回復しない場合、「主治医に正確な状況を伝えられているか」「ストレスから物理的、心理的に距離を取ることができているか」もう一度考えてみて下さい。

【回復期】(4ヶ月以上)

調子の良い日と悪い日を繰り返しながら、少しずつ回復に向かいます。調子の良い日が続いたとしても無理をしたり、勝手に薬を減らしたり中断してはいけません。症状が悪化し回復までに余計に時間が掛かってしまいます。

休職中の場合、まだ職場復帰には早いですが、休職当時のことを振り返り、再休職しないための方法を考えることが大切です。主治医と話し合うだけでなく、リワーク(メンタルヘルス疾患で休職した方の職場復帰プログラム)に通うと、より再休職予防法は深まります。

【維持期(再発予防期)】(症状安定後1〜2年)

うつ病はとても再発しやすい病気です。症状が安定し職場復帰をしてからも1〜2年は薬物療法を継続して再発を予防しましょう。自己判断で薬を止めたり薬を減らしたりすると、症状がぶり返したり、離脱症候群(めまい、ふらつき、吐き気、倦怠感など)が出ることもあります。

必ず主治医と相談し、薬は少しずつ減らしましょう。

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